今日はトレーダージョーズの「ドルマ」の缶詰のレビューです。私が始めて試してみたのは7,8年前なので、かなりのロングセラー。初めて買ったときからずっとこのパッケージです。
トレーダージョーズ ドルマ
Trader Joe’s Dolmas
$2.49 値段はずっと変わらず。
10個入り。
ブルガリア産 <--昔はProduct of Greeceでした。久しぶりに買ったのですが、いつの間にか生産国がかわってる。
Vegan
お肉が入ってるドルマもありますが、こちらはビーガン/Veganです。中身は変わってないけど、このビーガンの表記、数年前はありませんでした。ビーガン用の食品の需要が高まってるからだろうなあ。
缶をあけて、
あんまり見栄えしないかも
すごい量のオイルに浸っているので、オイルを軽く洗い流して食べました。
大きさは、6x2x2cmです。
私自身は、中東に行ったこともないし、中東のバックグラウンドがあるわけでもないので、本場のドルマというものを食べたことがありません。よって、あくまで、このトレジョの缶詰ドルマを食べての感想になります。
- とっても酸っぱい香りがします。
- Vine Leaf(ぶどうの葉)の色は、桜餅の葉っぱみたいな色で、味もどことなく桜餅の葉に似ています。そして、とてもやわらかいです
- 全体的にハーブのディルが少しだけきいてます。スペアミントもわかりますが、どちらが突出してるということはありません。
- お米はぺちゃっとしてますが、味が良く染みてます。
酸っぱくてちょっと塩辛くって、一口サイズ。しかもやわらかくて食べやすいので、ぱくっと一度にたくさん食べれてしまいます。
近所のギリシャ系アメリカ人さんによると、オイルを水で流して、他の容器に移しかえ、冷蔵庫で冷やしてから、レモンジュースを上から絞って食べるとよい。また、冷やして食べるのが一番いいけど、室温で食べてもおいしいよ。( They are best served chilled, though still tasty at room temperature.)とのことです。
レモン試したけど、レモンなくても十分酸っぱいので、レモンなしでもおいしかったです。
あと、アパタイザーとして食べるほかには、ギロス、ザジキなんかといっしょに食べるそうです。
一個だけ材料で疑問が、
ドルマに詳しくないけど、特産地域から想像するに、地元の方は当然(エクストラバージン)オリーブオイルを使って作るんじゃないかと思うんですが、ソイビーンオイルが使われています。これって多分、ドルマ特産地の人が見たら多分「はっ??ありえない」となるんじゃないの?と想像します。
トレーダージョーズのドルマの得点は100点中90点。減点なのは、ソイビーンオイルが使われてるから。それ以外は満点です。
ドルマってまだまだ日本人にはなじみが薄いと思うのですが、葉っぱで包まれたご飯系の郷土料理は、とっても親近感がわきます。お値段も全然高くないので、おすすめです。日本にも笹餅や桜餅、柿の葉ずし、めはりずしなど、葉っぱを使った郷土料理はいろいろありますが、世界中どこに住んでいても、似たようなアイデアが浮かぶもんなんだなあと思いました。
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*最後にドルマについての説明です。ウィキペディアから軽く抜粋しています。
ドルマは、辛味の効いた、米、タマネギ、挽肉、香味野菜などの混ぜものをキャベツの葉やブドウの葉で包んだ料理、あるいは中をくりぬいたナス、パプリカ、ズッキーニ、かぼちゃなどに詰めた料理のこと。中央アジアから北アフリカまで広く分布する料理である。用意に手間がかかるので、古くはご馳走料理の範疇に入った。前菜として、あるいは野菜のおかずとして扱われる。ドルマには肉の入るものと入らないものがあり、肉の入るドルマは温菜となるが、肉の入らないドルマはオリーブ油で調理して冷菜として食べることもでき、菜食主義者向けの副菜ともなる。
詳しく知りたい方は ドルマ(ウィキペディア) –リンクです。
では、